成人済 ┊ チアキの相談員 ┊ 室内族 ┊ 夢書き ┊ 雑多垢 ┊ pixiv 🐑💤 pixiv.net/users/75439961
嬉しい。 やっと千島さんに声をかけることができた。 傘の御礼がしたくてずっとその機会を伺っていた。でも、姿を見かけて声をかけようとするといつの間にかいなくなっていて、なかなか話すことができなかった。その彼の後ろ姿を見かけて急いで声をかけたのだ。 こんなに積極的に人と関わろうしてい
「マスター、ご馳走さまでした」 「ミョウジさん、またのお越しをお待ちしております」 SABOTで会計を済ませて喫茶店を出ると、鏡の国のアリスのような庭で立ちどまり、深呼吸をひとつした。キリッと冷えた外気に触れたことで、胸の動機と息苦しさは、幾分マシになった。 ここから図書館に行く