働くな、没頭しろ。個人開発した流通総額80億円のSaaSでメシ食ってます | 同志社大学経済学部卒 | 非エンジニア | 大阪 | 1人法人 | INTJ-A(建築家) | 起業、個人開発、ソロプレナーに興味がある人に向けて自分の考えを発信しています。発信している理由は固定ポストに書いてるので読んでもらえると嬉しいです

大阪
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【80億円を超えました】 非エンジニア系個人開発者として1人の外注エンジニアと開発したSaaS『Apps』の累計流通総額が 80 億円 を突破しました。(2025年10月30日付) ■流通総額・導入件数の推移 ■収益について Appsは決済金額の2%をシステム利用料としていただく、という従量課金型のビジネスモデルのSaaSで、直近の取引額は添付のとおりです。 ■Appsについて プロダクトコンセプトは、 『ジェネリックSaaS』 固定費0円のITエンジニアを、自社に。 Appsは、デジタルコンテンツに特化した決済導入支援SaaSです。 オンラインで無形の商品を販売したい人が、 ①決済ページ(1回/定期/回数制限付きサブスク/プラン選択も可) ②登録ページ(メールアドレス登録/LINE登録/Discord登録) ③会員サイト(購入者限定ページ) ④アフィリエイト広告(紹介機能)導入 ❺JV・協業事業向け売上自動分配機能(2026年初頭リリース予定) などを簡単に導入し様々な業務を自動化できるオンライン決済に特化したクラウドツールで、全て無料で始められるのが特徴です。 ■主な用途 [コンサルティング・コーチング] [オンラインスクール・講座運営] [コミュニティ運営] [デジタル商品販売] [イベント予約受付] [会費決済] [寄付受付] ■なぜ組織を拡大せずに個人開発者のままなのか 個人開発者でい続けるほうが幸せな人生が送れると確信しているからです。 生成AIが進化する世界では、 生成AIにすべてを奪われることなく、 AIを活用し、 人として生産活動を楽しむ余白を残し、 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ。 その先に幸せな人生があると思ってます。ある意味でその思想で作った最初の作品が『Apps』というプロダクトです。 後述しますが、この価値観を一言で表現したものが『Don’t Work!(働くな、没頭しろ)』であり、この価値観を発信活動を通じて広めていきたいと思っています。 ■Appsはどうやってゼロイチを突破したのか Appsは流通額80億円を超えようやく1人エンジニア体制から2人エンジニア体制になりました。(11月から。とはいえサブの人は本当に簡単な修正だけを依頼している状態) どのようにしてAppsは1人エンジニアの2人チームの体制でここまで大きくなれたのか、簡単にまとめます。 1. 開発のきっかけ ・友人の税理士から「クレカ決済を導入したい」と相談される ・自作のWebサービスを作るのが元々好きだったので、作れるエンジニアを探す ・「StripeとAPI連携して決済ページを作れる」というITリテラシーが高い人からすると介在価値があまりないSaaSを開発する ・ちなみにまだ開発してくれた外注エンジニアの顔を見たことがない ・開発費は全額負担 ・税理士の友人からはお金はもらわず無料で提供 ・半ば趣味のような感覚 2. 最初の利用者たち ・元々の知り合いやクライアント数人に無料で使ってもらう ・プロダクトのアピールポイントは「Stripe billingを使わなくてもサブスク決済が導入できますよ」(当時Stripeでサブスク決済をするためには手数料が0.5%余分にかかっていた ・しかし、利用者からはそこにはあまり触れられず「Stripe導入したかったけど管理画面がよくわからなかってん」と感謝される ・もしかして管理画面のわかりやすさがAppsの強み? 3. テストマーケティング ・もしかしてこれ売れるのかも? ・ココナラでテスト販売。(1万円買い切り) ・月数件売れるぐらいに需要があることがわかる。 ・買ってくれた人から「これTwitterで販売したらめっちゃくちゃ売れると思いますよ」と言われる ・有料化を考え始める 4. プライシング ・最初はサブスクモデルで販売するつもりだった ・Xで知り合ったマーケティングのプロとZoom飲みしながらアドバイスをもらう ・「サブスクは絶対ダメです。このビジネスは従量課金のほうが絶対いい。決済金額の2%」 ・システム利用料として決済金額の2%いただくビジネスモデルがここで誕生する 5. ターニングポイント ・Xの大手社会人コミュニティのサブスク決済に採用される ・紹介プログラムもこの時期に実装され、口コミで勝手に利用者が増えるようになる ・有料化から9ヶ月で決済総額1億円達成 ・集客は利用者の口コミや紹介に任せて、利用者からの機能要望を開発に集中。 ・現在に至る。 ■Appsを開発・運営する上で心がけていること ①利用者最優先主義 →要はマーケットイン(顧客起点)の徹底です。言い換えると、自分の作りたいものは作らないということを徹底しています。例えばWeb3や生成AIなど、そりゃ僕だって作ってみたい。でも、利用者から要望がこない限りApps内では作らないと決めています。 Appsの利用者の皆さんが僕の10代の頃からの夢「自作プロダクトで飯を食う」を叶えてくれました。その感謝を忘れず、Appsの利用者の皆さんからの要望を形にすることだけが自分の介在価値であることを一生自覚し続けます。 ②守りの開発 決済プロダクトは大きな障害を出したらゲームオーバーです。個人開発プロダクトとしてはかなり難易度が高いジャンル。ましては僕は非エンジニアです。何かあったら必ずエンジニアの力を借りなくては何もできません。利用者の方の決済という責任重大なところを任せされている個人開発者として、優先するのは必ずセキュリティーや保守運用関連の開発です。大きく売上を伸ばせる機能を実装する前にまずは足元に開発投資するという意識を徹底しています。 ■思想・価値観 Don’t Work! 働くな、没頭しろ。 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ先に幸せな人生があると思ってます。 ■なぜSNSで発信しているのか エンジニアの方々と繋がりたいからです。 Apps最大の負け筋は「今作ってくれている外注エンジニアがいなくなること」です。このことはAppsのエンジニアとも定期的に話し合っています。 僕が死んでもAppsは止まりませんが、エンジニアが死んだらAppsは止まります。Appsは想像以上に大きなプロダクトになったので、常にサービスの安定稼働を考えておく必要があります。 その一つの方法として、多くの優秀で価値観の合うエンジニアさんと繋がり、本当にピンチのときにすぐに相談できる人を見つけておくことが最優先でやるべきことだと考えました。 しかし、エンジニアさんからすると、技術的な情報交換なども一切できない、別にAIに詳しいわけでも僕と繋がるメリットは皆無。 「なにかエンジニアの人たちに提供できることはないだろうか」 と考えたとき、自分の経験、非エンジニアではありますが、個人開発者としてSaaSプロダクトをメシが食えるぐらいまで大きくした話や、今後どうやって個人開発者として生き残るつもりなのか、という自分なりの考えを発信することで興味を持ってもらえる可能性があるのではと考えました。 そしてこの「SaaS飯」というアカウントができたという経緯です。 由来は「SaaSで飯を食ってるから」です。単純です。 ■現在行っている新しい挑戦について ①Don’t Work! Clubの運営 前述の『Don’t Work!』を実践する場所として、登山や釣り、ランチ会などリアルイベントを楽しむコミュニティの運営を始めました。現在30名ぐらいです。 ②オフィスを借りて新規事業立ち上げ 大阪に25坪のオフィスを借りました。Appsを開発運営していく上では全く必要ないですが、AI時代は人が集まる場所を作る場所を作り、交わることで価値が生まれると考えているので、投資してみました。打ち合わせスペースとしてだけではなく、Don’t Work! Clubの勉強会や作業会など、様々なイベントを通して新規事業を生み出したいです。 ③スマホアプリ開発 Don’t Work! Clubの公認アプリという位置づけでスマホアプリの開発に挑戦。『没頭』をテーマにしたアプリで、既にコミュニティ内ではテスト的に使ってもらってます。フィードバックを元に改善し正式リリースを目指しています。 ④AI SaaS開発 x 地方ビジネス 個人開発者のAIプロダクトと地方にこそ需要があると考えており、地方の現地視察ツアーに月1ペースで行ってます。そこで拾った課題の種を元に新しいSaaSプロダクトを作るということを始めています。 ⑤SNSを伸ばす おかげ様でSaaS飯アカウントも2025年10月19に1万フォロワーを達成し、そのおかげでリアルイベントで「SaaS飯さんですか?」と聞かれたり、DMで経営者の方から「ファンです」とメッセージをいただくような唯一無二の体験をすることができました。ビジネスに役に立つということを肌で感じることができたので、モチベ高いです。次は2万フォロワー目指して頑張ります。 ■最後に 50億円達成ポストのときに「SaaS飯」という名前でX発信を開始し、前回の70億円達成のときにDon’t Work! Clubを作り、おかげさまでフォロワーは1万人を超え、多くのエンジニアの方々と繋がることができました。 前述のスマホアプリもAI SaaSもX発信がきっかけで繋がったエンジニアさんに依頼しています。 今後もDon’t Work!という価値観や個人開発に興味がある人、自作のプロダクトを一発当てたい人に向けて、自分の過去と未来の挑戦について発信し続けたいと思っています。 その発信の中で、どこか交われるところがあれば是非気軽にご連絡ください。ワクワクすること一緒にやっていきましょう。 個人開発者という生き方がこの世界に良い影響を与えることができますように。 やるしかねえ。Don’t Work!
今日はX広告について勉強してた。 プロダクトを広めるための広告ではなく、個人開発者が『1,000円の予算で最初の1人(課題の種を持つ人)とか最初の10人(改善案を出してくれる人)を見つける方法』みたいなのが確立できたらアツいなと。
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まさにこの構造変化、肌で感じてます。 AIで“時間×スキル”の価値が下がる一方、“仕組み×発想”の価値は爆上がりしてる。 固定費1万円でも月1万円課金が100人いれば黒字。 この再現性の高さが個人開発の最大の魅力💡 リスクを恐れるより、試行回数を増やす。 これがAI時代の安定の形だと思う。
AI時代、ITスタートアップの雇われ成果主義はリスクの割にリターンが少ない構造になった。一方で個人開発は固定費が下がり、実験回数が増え、当たったときの取り分が大きい。「大企業」か「個人開発」この二択が合理的。雇われ成果主義はAI時代には中途半端。期待値で見れば起業一択。これが現実。
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家庭を持つ場合、家事を最適化したり、ショート動画を見るなどの無駄な時間を減らすなりして、本当に一挙一足が無駄のない人間になるしかなさそう
個人開発で一発当てたいなら独身が最強。時間・お金・意思決定のすべてを自分だけで回せる。これが圧倒的な速さを生む。残業しても徹夜しても誰にも咎められない。つまり“没頭のリズム”が途切れない。AI時代はアイデアの質よりも打席数×改善回数で決まることが多い。独身はこの「数」を最大化できる。
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これほんとです。 今結婚して子供2人いると自分の給料下げると家庭の財政や時間が圧迫する。 家庭の存在には助けられているが、何か成し遂げたい事があるなら若い独身でやるとか、若いうちに種まきするのが大事。
個人開発で一発当てたいなら独身が最強。時間・お金・意思決定のすべてを自分だけで回せる。これが圧倒的な速さを生む。残業しても徹夜しても誰にも咎められない。つまり“没頭のリズム”が途切れない。AI時代はアイデアの質よりも打席数×改善回数で決まることが多い。独身はこの「数」を最大化できる。
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どんな事業でも結局独身が最強。独身のうえに、覚悟決まってればより最強。
個人開発で一発当てたいなら独身が最強。時間・お金・意思決定のすべてを自分だけで回せる。これが圧倒的な速さを生む。残業しても徹夜しても誰にも咎められない。つまり“没頭のリズム”が途切れない。AI時代はアイデアの質よりも打席数×改善回数で決まることが多い。独身はこの「数」を最大化できる。
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ちなみに僕は現在既婚ですが、Appsのゼロイチは独身時代に突破してます。生成AIもそこまで進化してない当時既婚だったら無理だったと思う。
個人開発で一発当てたいなら独身が最強。時間・お金・意思決定のすべてを自分だけで回せる。これが圧倒的な速さを生む。残業しても徹夜しても誰にも咎められない。つまり“没頭のリズム”が途切れない。AI時代はアイデアの質よりも打席数×改善回数で決まることが多い。独身はこの「数」を最大化できる。
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既婚の場合は「稼ぐ切迫感をくれる奥さん」が最高のパートナー。個人開発は「作るのが楽しい」「使ってもらえると嬉しい」という内発的な動機に寄りがちで、収益化が後回しになりやすい。ここに「家族の生活を守る」という外圧が乗ると、行動が“趣味モード”から“事業モード”へ切り替わる。これが強い。
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個人開発で一発当てたいなら独身が最強。時間・お金・意思決定のすべてを自分だけで回せる。これが圧倒的な速さを生む。残業しても徹夜しても誰にも咎められない。つまり“没頭のリズム”が途切れない。AI時代はアイデアの質よりも打席数×改善回数で決まることが多い。独身はこの「数」を最大化できる。
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AI時代、ITスタートアップの雇われ成果主義はリスクの割にリターンが少ない構造になった。一方で個人開発は固定費が下がり、実験回数が増え、当たったときの取り分が大きい。「大企業」か「個人開発」この二択が合理的。雇われ成果主義はAI時代には中途半端。期待値で見れば起業一択。これが現実。
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このフレーム、個人開発者だけじゃなく「現場の課題を形にできる人」全員に通じる。 たとえば美容院の店長が「予約管理が手書きで大変」と感じたら、 Excel+LINE通知の簡単ツールを自作しただけで、同業他店が月1万円払うようになった例もある。 つまり「コードが書けるか」よりも、 ・現場の“イラッ”を見つけて ・数字で損失を出し ・最小単位で形にする この筋力が時代の通貨になる。 AIが大量生産する時代に、“現場とコードの両方を知る人”は代替されない。 個人開発はもう技術職ではなく、“課題発見職”。 ブルーワーカーが稼ぐ時代でも、 「現場を変えられるホワイトワーカー」は、依然として最前線に立てる。
気づいてるか? AI時代、ブルーワーカーの方が稼げる時代がくるが、デスクワーカーで稼ぎ続けたいなら個人開発者になるしかない。 個人開発者に最低限必要な『4つのスキル』を解説する。 【スキル1:課題発見】 →むずかしい言葉で言うと「問題設定」。やることはシンプルで、誰が・どこで・何に・どれくらい困っているかを具体的に掘り出すこと。 ①まず足を使って現場の声を集める ②「困っている回数×1回にかかる時間×人数×時給」で“お金にするといくらの損”かを計算。これが価値の源泉。 ③「今はどうやってしのいでいる?」を必ず聞く。代替手段が面倒なら勝機がある。 例:毎週の請求書チェックで1人あたり1時間かかる、担当3人、時給2,000円 → 週6,000円、月24,000円の損。ここを短縮できれば有料にできる。 よくある勘違い:「良いアイデア」を思いつくことが出発点だと思ってしまうこと。正解は、現場で起きている“イラッ”を数えるところから。 今日の一歩:あなた自身か身近な人の“面倒な作業”を3つメモし、上の式で金額に直してみる。 【スキル2:仕様の意思決定】 →限られた時間で「先にやること・やらないこと」を決める力。完璧を目指さず、学びが一番大きい一手から出す。 ①手順は「目的 → 成功指標(数字) → 仮説 → 最小機能(MVP) → “やらないこと”リスト」。 ②成功指標は1つに絞る(例:手作業時間を50%削減、初回設定10分以内など)。 ③最小機能は“人に説明できる完成”でOK。細かい見た目は後回し。 ④仕様案の比較表づくり、ユースケースの洗い出し、テストケースの草案づくりはAIに任せる。人は優先順位の決断に集中。 失敗あるある:良さそうな機能を全部入れて速度が死ぬ。 今日の一歩:今考えている機能群を「今やる/後回し/捨てる」の3列に振り分ける。 【スキル3:ユーザーとの関係】 →プロダクトは“買って終わり”ではなく“使い続けてもらって価値を出す”ところまでが仕事。信頼がないと継続しない。 ①最初の30分オンボーディング(使い方の同伴)で、初回のつまずきを一緒に解消。 ②問い合わせは「初動5分以内に“見ています”と返す」だけでも安心感が激増。 ③毎週の小さな改善を“見える化”(リリースノート、更新履歴)。透明性は最大の営業。 ④指標:週あたりの利用者数、継続率、解約理由トップ3(“なぜ去ったか”を数で把握)。 ・メッセージ例: 「いつもご利用ありがとうございます。最近、一番“面倒だと感じる操作”はどれですか?短い一文でOKです。次回更新の優先度を決める参考にします。」 今日の一歩:既存ユーザー1人に上の一文を送る。返ってきた言葉が次の仕様の種になる。 【スキル4:運用責任】 →“作って終わり”は趣味。お金をいただくなら“動かし続ける責任”まで引き受けなくちゃいけない。責任こそAIでは埋めにくい人間の価値。 ①自分の介在価値を確認(何にユーザーはお金を払うか) ②自分ごととして考える(自分が利用者だったらトラブル時、どのように対応してほしいか) ③一次対応を開発者自らやるのは企業組織にはできないカスタマーサポート(生の意見を聞ける副次的メリットもある) ・問い合わせ受付サービスオススメ LINE公式アカウント、Discord 今日の一歩:自分のプロダクトのLINE公式アカウントとDiscordサーバーを作成 まとめ。 個人開発者が新しいプロダクトを開発する時にやるべきは下記の手順。 ❶足を使って課題を見つけ、面倒な作業を書き出し、損失額を計算する。 ❷成功指標を1つ決め、最小機能を1つだけ作る。 ❸ユーザー1人に「どこが一番面倒?」と聞く。 ❹いつでも機能要望や不具合連絡をもらえるホットラインを用意する。 これをベースに自作プロダクトを育てれば、AI時代でも個人開発者はデスクワーカーとして稼ぎ続けられる。 ちなみにこのフレームは私の個人開発SaaS『Apps』での成功体験を元に作成した。Appsは3年8ヶ月で流通総額80億円を超えたプロダクトで、Appsがプチヒットした理由を考えていくなかでこのフレームが完成した。 普遍的なことしか言ってないと思うので、再現性は少なからずあると思う。また、私自身、今現在、このフレームを使って新しいプロダクトを作っている。 やるしかねえ。Don’t Work!
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創造のOS、KAMUI🔥 サービス事前申し込みのご案内 日曜までの特典があります こちらから ➡︎ forms.gle/Gv7kAGesnGtxXhHn8 * 既にKAMUI ユーザーの方は登録の必要はありません。 ありませんが、気合込めた文章は読んでほしいです。
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田内学@mnbtauchi さんの新著『お金の不安という幻想』から生まれたゲーム、#お金マインド16タイプ診断 の開発を担当しました。 ゲームの中で16タイプ診断するってあまり見かけないので新鮮な感覚でやれると思います。 私は「一人劇場ロマン派」でした笑 無料で遊べますのでぜひ↓
気づいてるか? AI時代、ブルーワーカーの方が稼げる時代がくるが、デスクワーカーで稼ぎ続けたいなら個人開発者になるしかない。 個人開発者に最低限必要な『4つのスキル』を解説する。 【スキル1:課題発見】 →むずかしい言葉で言うと「問題設定」。やることはシンプルで、誰が・どこで・何に・どれくらい困っているかを具体的に掘り出すこと。 ①まず足を使って現場の声を集める ②「困っている回数×1回にかかる時間×人数×時給」で“お金にするといくらの損”かを計算。これが価値の源泉。 ③「今はどうやってしのいでいる?」を必ず聞く。代替手段が面倒なら勝機がある。 例:毎週の請求書チェックで1人あたり1時間かかる、担当3人、時給2,000円 → 週6,000円、月24,000円の損。ここを短縮できれば有料にできる。 よくある勘違い:「良いアイデア」を思いつくことが出発点だと思ってしまうこと。正解は、現場で起きている“イラッ”を数えるところから。 今日の一歩:あなた自身か身近な人の“面倒な作業”を3つメモし、上の式で金額に直してみる。 【スキル2:仕様の意思決定】 →限られた時間で「先にやること・やらないこと」を決める力。完璧を目指さず、学びが一番大きい一手から出す。 ①手順は「目的 → 成功指標(数字) → 仮説 → 最小機能(MVP) → “やらないこと”リスト」。 ②成功指標は1つに絞る(例:手作業時間を50%削減、初回設定10分以内など)。 ③最小機能は“人に説明できる完成”でOK。細かい見た目は後回し。 ④仕様案の比較表づくり、ユースケースの洗い出し、テストケースの草案づくりはAIに任せる。人は優先順位の決断に集中。 失敗あるある:良さそうな機能を全部入れて速度が死ぬ。 今日の一歩:今考えている機能群を「今やる/後回し/捨てる」の3列に振り分ける。 【スキル3:ユーザーとの関係】 →プロダクトは“買って終わり”ではなく“使い続けてもらって価値を出す”ところまでが仕事。信頼がないと継続しない。 ①最初の30分オンボーディング(使い方の同伴)で、初回のつまずきを一緒に解消。 ②問い合わせは「初動5分以内に“見ています”と返す」だけでも安心感が激増。 ③毎週の小さな改善を“見える化”(リリースノート、更新履歴)。透明性は最大の営業。 ④指標:週あたりの利用者数、継続率、解約理由トップ3(“なぜ去ったか”を数で把握)。 ・メッセージ例: 「いつもご利用ありがとうございます。最近、一番“面倒だと感じる操作”はどれですか?短い一文でOKです。次回更新の優先度を決める参考にします。」 今日の一歩:既存ユーザー1人に上の一文を送る。返ってきた言葉が次の仕様の種になる。 【スキル4:運用責任】 →“作って終わり”は趣味。お金をいただくなら“動かし続ける責任”まで引き受けなくちゃいけない。責任こそAIでは埋めにくい人間の価値。 ①自分の介在価値を確認(何にユーザーはお金を払うか) ②自分ごととして考える(自分が利用者だったらトラブル時、どのように対応してほしいか) ③一次対応を開発者自らやるのは企業組織にはできないカスタマーサポート(生の意見を聞ける副次的メリットもある) ・問い合わせ受付サービスオススメ LINE公式アカウント、Discord 今日の一歩:自分のプロダクトのLINE公式アカウントとDiscordサーバーを作成 まとめ。 個人開発者が新しいプロダクトを開発する時にやるべきは下記の手順。 ❶足を使って課題を見つけ、面倒な作業を書き出し、損失額を計算する。 ❷成功指標を1つ決め、最小機能を1つだけ作る。 ❸ユーザー1人に「どこが一番面倒?」と聞く。 ❹いつでも機能要望や不具合連絡をもらえるホットラインを用意する。 これをベースに自作プロダクトを育てれば、AI時代でも個人開発者はデスクワーカーとして稼ぎ続けられる。 ちなみにこのフレームは私の個人開発SaaS『Apps』での成功体験を元に作成した。Appsは3年8ヶ月で流通総額80億円を超えたプロダクトで、Appsがプチヒットした理由を考えていくなかでこのフレームが完成した。 普遍的なことしか言ってないと思うので、再現性は少なからずあると思う。また、私自身、今現在、このフレームを使って新しいプロダクトを作っている。 やるしかねえ。Don’t Work!
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なにが凄いって、2500人しか使ってないのに月5億も流通しているてことだろう。1名平均で月20万円売り上げている。 もしパレートの法則が当てはまるなら、上位500人で4億を稼いでおり、1名平均で月80万円売り上げていることになる。 Appsも販売者も素晴らしい。
【80億円を超えました】 非エンジニア系個人開発者として1人の外注エンジニアと開発したSaaS『Apps』の累計流通総額が 80 億円 を突破しました。(2025年10月30日付) ■流通総額・導入件数の推移 ■収益について Appsは決済金額の2%をシステム利用料としていただく、という従量課金型のビジネスモデルのSaaSで、直近の取引額は添付のとおりです。 ■Appsについて プロダクトコンセプトは、 『ジェネリックSaaS』 固定費0円のITエンジニアを、自社に。 Appsは、デジタルコンテンツに特化した決済導入支援SaaSです。 オンラインで無形の商品を販売したい人が、 ①決済ページ(1回/定期/回数制限付きサブスク/プラン選択も可) ②登録ページ(メールアドレス登録/LINE登録/Discord登録) ③会員サイト(購入者限定ページ) ④アフィリエイト広告(紹介機能)導入 ❺JV・協業事業向け売上自動分配機能(2026年初頭リリース予定) などを簡単に導入し様々な業務を自動化できるオンライン決済に特化したクラウドツールで、全て無料で始められるのが特徴です。 ■主な用途 [コンサルティング・コーチング] [オンラインスクール・講座運営] [コミュニティ運営] [デジタル商品販売] [イベント予約受付] [会費決済] [寄付受付] ■なぜ組織を拡大せずに個人開発者のままなのか 個人開発者でい続けるほうが幸せな人生が送れると確信しているからです。 生成AIが進化する世界では、 生成AIにすべてを奪われることなく、 AIを活用し、 人として生産活動を楽しむ余白を残し、 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ。 その先に幸せな人生があると思ってます。ある意味でその思想で作った最初の作品が『Apps』というプロダクトです。 後述しますが、この価値観を一言で表現したものが『Don’t Work!(働くな、没頭しろ)』であり、この価値観を発信活動を通じて広めていきたいと思っています。 ■Appsはどうやってゼロイチを突破したのか Appsは流通額80億円を超えようやく1人エンジニア体制から2人エンジニア体制になりました。(11月から。とはいえサブの人は本当に簡単な修正だけを依頼している状態) どのようにしてAppsは1人エンジニアの2人チームの体制でここまで大きくなれたのか、簡単にまとめます。 1. 開発のきっかけ ・友人の税理士から「クレカ決済を導入したい」と相談される ・自作のWebサービスを作るのが元々好きだったので、作れるエンジニアを探す ・「StripeとAPI連携して決済ページを作れる」というITリテラシーが高い人からすると介在価値があまりないSaaSを開発する ・ちなみにまだ開発してくれた外注エンジニアの顔を見たことがない ・開発費は全額負担 ・税理士の友人からはお金はもらわず無料で提供 ・半ば趣味のような感覚 2. 最初の利用者たち ・元々の知り合いやクライアント数人に無料で使ってもらう ・プロダクトのアピールポイントは「Stripe billingを使わなくてもサブスク決済が導入できますよ」(当時Stripeでサブスク決済をするためには手数料が0.5%余分にかかっていた ・しかし、利用者からはそこにはあまり触れられず「Stripe導入したかったけど管理画面がよくわからなかってん」と感謝される ・もしかして管理画面のわかりやすさがAppsの強み? 3. テストマーケティング ・もしかしてこれ売れるのかも? ・ココナラでテスト販売。(1万円買い切り) ・月数件売れるぐらいに需要があることがわかる。 ・買ってくれた人から「これTwitterで販売したらめっちゃくちゃ売れると思いますよ」と言われる ・有料化を考え始める 4. プライシング ・最初はサブスクモデルで販売するつもりだった ・Xで知り合ったマーケティングのプロとZoom飲みしながらアドバイスをもらう ・「サブスクは絶対ダメです。このビジネスは従量課金のほうが絶対いい。決済金額の2%」 ・システム利用料として決済金額の2%いただくビジネスモデルがここで誕生する 5. ターニングポイント ・Xの大手社会人コミュニティのサブスク決済に採用される ・紹介プログラムもこの時期に実装され、口コミで勝手に利用者が増えるようになる ・有料化から9ヶ月で決済総額1億円達成 ・集客は利用者の口コミや紹介に任せて、利用者からの機能要望を開発に集中。 ・現在に至る。 ■Appsを開発・運営する上で心がけていること ①利用者最優先主義 →要はマーケットイン(顧客起点)の徹底です。言い換えると、自分の作りたいものは作らないということを徹底しています。例えばWeb3や生成AIなど、そりゃ僕だって作ってみたい。でも、利用者から要望がこない限りApps内では作らないと決めています。 Appsの利用者の皆さんが僕の10代の頃からの夢「自作プロダクトで飯を食う」を叶えてくれました。その感謝を忘れず、Appsの利用者の皆さんからの要望を形にすることだけが自分の介在価値であることを一生自覚し続けます。 ②守りの開発 決済プロダクトは大きな障害を出したらゲームオーバーです。個人開発プロダクトとしてはかなり難易度が高いジャンル。ましては僕は非エンジニアです。何かあったら必ずエンジニアの力を借りなくては何もできません。利用者の方の決済という責任重大なところを任せされている個人開発者として、優先するのは必ずセキュリティーや保守運用関連の開発です。大きく売上を伸ばせる機能を実装する前にまずは足元に開発投資するという意識を徹底しています。 ■思想・価値観 Don’t Work! 働くな、没頭しろ。 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ先に幸せな人生があると思ってます。 ■なぜSNSで発信しているのか エンジニアの方々と繋がりたいからです。 Apps最大の負け筋は「今作ってくれている外注エンジニアがいなくなること」です。このことはAppsのエンジニアとも定期的に話し合っています。 僕が死んでもAppsは止まりませんが、エンジニアが死んだらAppsは止まります。Appsは想像以上に大きなプロダクトになったので、常にサービスの安定稼働を考えておく必要があります。 その一つの方法として、多くの優秀で価値観の合うエンジニアさんと繋がり、本当にピンチのときにすぐに相談できる人を見つけておくことが最優先でやるべきことだと考えました。 しかし、エンジニアさんからすると、技術的な情報交換なども一切できない、別にAIに詳しいわけでも僕と繋がるメリットは皆無。 「なにかエンジニアの人たちに提供できることはないだろうか」 と考えたとき、自分の経験、非エンジニアではありますが、個人開発者としてSaaSプロダクトをメシが食えるぐらいまで大きくした話や、今後どうやって個人開発者として生き残るつもりなのか、という自分なりの考えを発信することで興味を持ってもらえる可能性があるのではと考えました。 そしてこの「SaaS飯」というアカウントができたという経緯です。 由来は「SaaSで飯を食ってるから」です。単純です。 ■現在行っている新しい挑戦について ①Don’t Work! Clubの運営 前述の『Don’t Work!』を実践する場所として、登山や釣り、ランチ会などリアルイベントを楽しむコミュニティの運営を始めました。現在30名ぐらいです。 ②オフィスを借りて新規事業立ち上げ 大阪に25坪のオフィスを借りました。Appsを開発運営していく上では全く必要ないですが、AI時代は人が集まる場所を作る場所を作り、交わることで価値が生まれると考えているので、投資してみました。打ち合わせスペースとしてだけではなく、Don’t Work! Clubの勉強会や作業会など、様々なイベントを通して新規事業を生み出したいです。 ③スマホアプリ開発 Don’t Work! Clubの公認アプリという位置づけでスマホアプリの開発に挑戦。『没頭』をテーマにしたアプリで、既にコミュニティ内ではテスト的に使ってもらってます。フィードバックを元に改善し正式リリースを目指しています。 ④AI SaaS開発 x 地方ビジネス 個人開発者のAIプロダクトと地方にこそ需要があると考えており、地方の現地視察ツアーに月1ペースで行ってます。そこで拾った課題の種を元に新しいSaaSプロダクトを作るということを始めています。 ⑤SNSを伸ばす おかげ様でSaaS飯アカウントも2025年10月19に1万フォロワーを達成し、そのおかげでリアルイベントで「SaaS飯さんですか?」と聞かれたり、DMで経営者の方から「ファンです」とメッセージをいただくような唯一無二の体験をすることができました。ビジネスに役に立つということを肌で感じることができたので、モチベ高いです。次は2万フォロワー目指して頑張ります。 ■最後に 50億円達成ポストのときに「SaaS飯」という名前でX発信を開始し、前回の70億円達成のときにDon’t Work! Clubを作り、おかげさまでフォロワーは1万人を超え、多くのエンジニアの方々と繋がることができました。 前述のスマホアプリもAI SaaSもX発信がきっかけで繋がったエンジニアさんに依頼しています。 今後もDon’t Work!という価値観や個人開発に興味がある人、自作のプロダクトを一発当てたい人に向けて、自分の過去と未来の挑戦について発信し続けたいと思っています。 その発信の中で、どこか交われるところがあれば是非気軽にご連絡ください。ワクワクすること一緒にやっていきましょう。 個人開発者という生き方がこの世界に良い影響を与えることができますように。 やるしかねえ。Don’t Work!
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カオスなキャッシュレス業界。その全体像を最新版のマップにまとめました。
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気づいてるか? 個人開発者がSaaSで一発当てたいなら『BASEのような0円で始めれて伸びたら課金するモデル』一択だ。 その理由を解説する。 個人開発のSaaSはまず「信用」がない。どれだけ機能が良くても、ユーザーは“知らない個人の作ったサービス”にいきなりお金を払うことをためらう。だからこそ、最初は0円スタートが圧倒的に強い。無料で試せると、ユーザーは「ちょっと触ってみよう」と思える。SaaSは一度体験してもらえれば、あとは“使い続ける理由”を作るだけでいい。0円スタートはそのための入口だ。 さらにこのモデルの強みは、ユーザーの成功とあなたの収益が自然にリンクすることだ。売上が伸びたら課金が発生し、使われなければ課金されない。ユーザーは「儲かった分から払う」し、あなたは「使われた分だけ報酬を得る」。これは“お互いが幸せになる構造”だ。この構造の価値の本質は『そういう価値観の利用者が集まってくれる』ことだ。つまりこのモデル自体が招かざる客を排除するフィルターの役割を果たしている。 もう一つ大事なのは、無料で始められることで口コミが生まれることだ。人はお金を払っていないものほど気軽に他人に勧める。結果的に、口コミやSNS投稿で広がりやすくなる。広告費に割く予算がない個人開発者にとって、これは最強のマーケティング。まず「使ってもらう」「触ってもらう」ことを優先する戦略だ。 この思想を徹底して成功したのが、BASE(ベイス)だ。BASEは「誰でも簡単にネットショップを作れる」サービス。2012年にスタートした当初から初期費用・月額費用0円を貫いている。ユーザーはショップを作るだけなら1円も払わない。代わりに、売れたときに決済手数料3.6%+40円+サービス利用料3%がかかる仕組み。 つまり、“伸びたら課金される”モデルだ。この構造が、中小事業者や個人クリエイターの心理に刺さった。「売れるまでお金がかからないなら、やってみよう」となり、結果、10年で240万以上のショップが生まれ、BASEは上場企業にまで成長した。BASEの凄さは技術力よりも、“料金プランがユーザーの気持ちに合っていた”ことにある。個人やスモールビジネスの現実を理解していたということだ。 余談だが、私が個人開発して決済総額80億円を超えたSaaS『Apps』も、実はBASEのビジネスモデルを参考にしている。一言で言うと『デジタルコンテンツ版BASE』がAppsだ。決済金額の2%をシステム利用料としていただく。ちなみにBASEのドメインがthebaseドットinで、Appsはtheappsドットjp。実はドメインも参考にさせてもらった。取得時は「appsドットコムとか取りたかったな」と思っていたが、「theがついてるのがカッコいい」と言われることもあり、今ではとても気に入っている。感謝。 このモデルは個人開発にもそのまま応用できる。あなたの作るツールが請求書、画像生成、予約、データ処理、AI出力、なんでもいい。「まず0円で使える」「使った分だけ払う」にするだけで、信用の壁を超えられる。ユーザーは“損しない”と分かった瞬間、試してくれる。そこから本当に価値を感じた人が、少しずつ課金してくれる。しかも、その課金は“強制”ではなく“成果連動”だから、解約率も低くなる。 そして“伸びたら課金”モデルは、個人開発者の運用リスクを減らす。固定収入がない中で月額固定を請求するのは、ユーザーの財布だけでなく自分の精神的負担も大きい。従量課金ならユーザーが使わなければコストも発生しない。サーバーも軽い状態で維持でき、スケールしてからコストを増やせる。 一方、無料スタートを恐れる人もいる。「無料ばかりだとタダ乗りが増えるんじゃ?」と。でも心配はいらない。大半の“冷やかしユーザー”はすぐに離れる。残るのは“本当に困っている人”と“使い続ける人”。そこに課金設計を入れればいい。無料層が増えるほど口コミが広がり、有料層が自然に増える。これはBASEやNotion、Canva、ChatGPTなど世界中のプロダクトが証明していることだ。 ちなみにAppsはアカウント作成時にクレカ登録を必須にしている。これも冷やかし対策として有効だし、本当に使ってくれる利用者へのサポートだけに集中できるのでリソースが少ない個人開発者の初動としてはオススメだ。 結論。 個人開発者は「お金を取る」前に「信用を得る」ことが先であるべきであり、その信用を最速で積み上げることができるのが“0円スタート+伸びたら課金”だ。固定費ゼロで始められる安心感、結果に応じて払う納得感、口コミで広がる自然な成長。全部を兼ね備えている。この構造を理解して設計すれば、あなたのプロダクトもBASEやAppsのように“個人やスモールビジネスに寄り添う武器”になる。伸びたら課金するモデルは、その第一歩だ。 やるしかねえ。Don’t Work!
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個人開発って「考えすぎるよりまず作れ、作って反応見ろ」っていうけど事業としてどう収益させるか、をある程度考える力がないと難しくねか。 悩み過ぎてもだめだけど、作っていく中でマーケのことも想定していないとまじで”個人開発”で終わってしまう気がする。
気づいてるか? 個人開発者が一発当てたいなら『当たりは大抵、作った本人が狙った価値とは別のモノが刺さって起きる』ことを理解しないといけない。 そのメカニズムを解説する。 まず、人は「買う理由」と「使う理由」が違う。作り手は“この機能が便利”を売るが、使い手は“この場面で気まずさが消える”“3分早く帰れる”みたいな体験を求める。だから狙った“機能の良さ”より、偶然発生した“文脈に合う感じ”が刺さりやすい。あなたが訴求したのは「高機能カメラ」でも、実際に伸びた理由は「会議の議事録が一瞬で共有できて怒られなくなる」だったりする。 →例えば、私が個人開発した決済導入SaaSはリリースから3年半で決済金額が80億円を超えたが、最初、私自身は『Stripe単体ではできないこと』がAppsの価値だと思っていた。しかし最も利用者に刺さっていた利用の決め手は『StripeよりAppsの方が管理画面が分かりやすい』だった。 次に、価値は“第一印象”で決まる。良い機能でも、初回の2分でギクシャクしたら離脱する。逆に、想定外の小さな気遣い(例:入力例が最初から埋まっている、保存先を自動提案する、最初の成功体験を必ず作る)が強く刺さる。“便利さ”より“楽さ”。作り手が狙った主機能ではなく、入口の気遣いが口コミの核になることが多い。 →Appsは、StripeやPayPal、UnivaPayなどの決済代行会社と連携させて使うツールだが、最初の決済代行会社のアカウント取得のサポートにリソースを割いている。Zoomサポートも無料だ。これがAppsの口コミによる集客を支えている。 三つ目、拡散は“理屈”ではなく“語りやすさ”で起きる。人は「このサービスはXXアルゴリズムで…」では拡散しない。「これ使うと上司の赤入れが半分になる」「彼女からの長文を3行で要約してくれる」みたいな一言で伝わる用途が広がる。つまり、技術的優位ではなく、偶然見つかった“語りやすい活用シーン”が当たりの引き金になる。作り手の狙いとズレるほど、語りやすさが増すことがある。 → Appsは、広告などは一切打たず、紹介口コミと操作マニュアル(SEO)のみで広まったプロダクトだが、これは利用者が「Appsいいよ」とまわり言い続けてくれているからだ。Appsは従量課金モデルで決済しない限り無料で始められるので、「有料商品を押し売りするようないやらしさ」がない。だから気軽にスナック感覚でおすすめされる。 四つ目、価格と効果には温度差がある。あなたは“業務効率の10%改善”を狙っても、ユーザーにとっての本命は“心理的コストの激減”だったりする(上司への説明が楽、クライアントへの返事が早い、ミスの不安が消える)。心理コストの削減は数字にしづらいが、支払い意欲は高い。だから当たった理由が「数字の改善」ではなく「心の余白」になることが多い。 →私は基本、問い合わせに対して即レスを徹底しているが、その結果「Appsの開発者は深夜2時に問い合わせても即レスしてくる。たぶん寝てない。どんだけストイックなんだ」という話が利用者の間で広まっていたと聞いたことがある。ちなみに即レスを心がけてはいるが、深夜に返信したのはネトフリとか見ててたまたま起きてただけだ。 五つ目、プロダクトというのは往々としてセグメントが入れ替わる。あなたは“中級者向け”に作ったのに、伸びるのは“超初級者”か“超上級者”だったりする。中級者は既に道具を持っていて切り替えない。一方で、超初級は“最初の一歩を超える補助輪”として刺さり、超上級は“面倒を1クリックで済ませるショートカット”として刺さる。狙った真ん中ではなく、両端でバズる現象はよく起きる。 →Appsも、最初とターゲットは全然違う。なんなら開発のきっかけをくれた知人の税理士はもうAppsを使っていない。今は初心者には使いやすさが、上級者には決済というセキュリティリスクが高くて開発するにはめんどくさい部分もアウトソーシングできることが刺さり、セグメントが多様だ。それが従量課金モデルでありながらも収益の安定性にも繋がっている。 結論。 作り手の正しさではなく、使い手の都合で勝負が決まる。だから、“狙いとズレて当たる”を前提に、とにかく世に出しまくるのが合理的だ。『ぼくが考えた最強のビジネスアイデア』など、最初にプロダクトを形にするきっかけ以上の価値などない。AI時代はこれに気づいてる人と気付いてない人の差はどんどん広がっていく。 やるしかねえ。Don’t Work!
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個人開発プロダクトでどのように0→1を乗り越えるかが参考になりました。友人の要望から始まり、少数の知り合いに無償提供で徐々に広げていくというのは大切なことなんだなあ
【80億円を超えました】 非エンジニア系個人開発者として1人の外注エンジニアと開発したSaaS『Apps』の累計流通総額が 80 億円 を突破しました。(2025年10月30日付) ■流通総額・導入件数の推移 ■収益について Appsは決済金額の2%をシステム利用料としていただく、という従量課金型のビジネスモデルのSaaSで、直近の取引額は添付のとおりです。 ■Appsについて プロダクトコンセプトは、 『ジェネリックSaaS』 固定費0円のITエンジニアを、自社に。 Appsは、デジタルコンテンツに特化した決済導入支援SaaSです。 オンラインで無形の商品を販売したい人が、 ①決済ページ(1回/定期/回数制限付きサブスク/プラン選択も可) ②登録ページ(メールアドレス登録/LINE登録/Discord登録) ③会員サイト(購入者限定ページ) ④アフィリエイト広告(紹介機能)導入 ❺JV・協業事業向け売上自動分配機能(2026年初頭リリース予定) などを簡単に導入し様々な業務を自動化できるオンライン決済に特化したクラウドツールで、全て無料で始められるのが特徴です。 ■主な用途 [コンサルティング・コーチング] [オンラインスクール・講座運営] [コミュニティ運営] [デジタル商品販売] [イベント予約受付] [会費決済] [寄付受付] ■なぜ組織を拡大せずに個人開発者のままなのか 個人開発者でい続けるほうが幸せな人生が送れると確信しているからです。 生成AIが進化する世界では、 生成AIにすべてを奪われることなく、 AIを活用し、 人として生産活動を楽しむ余白を残し、 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ。 その先に幸せな人生があると思ってます。ある意味でその思想で作った最初の作品が『Apps』というプロダクトです。 後述しますが、この価値観を一言で表現したものが『Don’t Work!(働くな、没頭しろ)』であり、この価値観を発信活動を通じて広めていきたいと思っています。 ■Appsはどうやってゼロイチを突破したのか Appsは流通額80億円を超えようやく1人エンジニア体制から2人エンジニア体制になりました。(11月から。とはいえサブの人は本当に簡単な修正だけを依頼している状態) どのようにしてAppsは1人エンジニアの2人チームの体制でここまで大きくなれたのか、簡単にまとめます。 1. 開発のきっかけ ・友人の税理士から「クレカ決済を導入したい」と相談される ・自作のWebサービスを作るのが元々好きだったので、作れるエンジニアを探す ・「StripeとAPI連携して決済ページを作れる」というITリテラシーが高い人からすると介在価値があまりないSaaSを開発する ・ちなみにまだ開発してくれた外注エンジニアの顔を見たことがない ・開発費は全額負担 ・税理士の友人からはお金はもらわず無料で提供 ・半ば趣味のような感覚 2. 最初の利用者たち ・元々の知り合いやクライアント数人に無料で使ってもらう ・プロダクトのアピールポイントは「Stripe billingを使わなくてもサブスク決済が導入できますよ」(当時Stripeでサブスク決済をするためには手数料が0.5%余分にかかっていた ・しかし、利用者からはそこにはあまり触れられず「Stripe導入したかったけど管理画面がよくわからなかってん」と感謝される ・もしかして管理画面のわかりやすさがAppsの強み? 3. テストマーケティング ・もしかしてこれ売れるのかも? ・ココナラでテスト販売。(1万円買い切り) ・月数件売れるぐらいに需要があることがわかる。 ・買ってくれた人から「これTwitterで販売したらめっちゃくちゃ売れると思いますよ」と言われる ・有料化を考え始める 4. プライシング ・最初はサブスクモデルで販売するつもりだった ・Xで知り合ったマーケティングのプロとZoom飲みしながらアドバイスをもらう ・「サブスクは絶対ダメです。このビジネスは従量課金のほうが絶対いい。決済金額の2%」 ・システム利用料として決済金額の2%いただくビジネスモデルがここで誕生する 5. ターニングポイント ・Xの大手社会人コミュニティのサブスク決済に採用される ・紹介プログラムもこの時期に実装され、口コミで勝手に利用者が増えるようになる ・有料化から9ヶ月で決済総額1億円達成 ・集客は利用者の口コミや紹介に任せて、利用者からの機能要望を開発に集中。 ・現在に至る。 ■Appsを開発・運営する上で心がけていること ①利用者最優先主義 →要はマーケットイン(顧客起点)の徹底です。言い換えると、自分の作りたいものは作らないということを徹底しています。例えばWeb3や生成AIなど、そりゃ僕だって作ってみたい。でも、利用者から要望がこない限りApps内では作らないと決めています。 Appsの利用者の皆さんが僕の10代の頃からの夢「自作プロダクトで飯を食う」を叶えてくれました。その感謝を忘れず、Appsの利用者の皆さんからの要望を形にすることだけが自分の介在価値であることを一生自覚し続けます。 ②守りの開発 決済プロダクトは大きな障害を出したらゲームオーバーです。個人開発プロダクトとしてはかなり難易度が高いジャンル。ましては僕は非エンジニアです。何かあったら必ずエンジニアの力を借りなくては何もできません。利用者の方の決済という責任重大なところを任せされている個人開発者として、優先するのは必ずセキュリティーや保守運用関連の開発です。大きく売上を伸ばせる機能を実装する前にまずは足元に開発投資するという意識を徹底しています。 ■思想・価値観 Don’t Work! 働くな、没頭しろ。 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ先に幸せな人生があると思ってます。 ■なぜSNSで発信しているのか エンジニアの方々と繋がりたいからです。 Apps最大の負け筋は「今作ってくれている外注エンジニアがいなくなること」です。このことはAppsのエンジニアとも定期的に話し合っています。 僕が死んでもAppsは止まりませんが、エンジニアが死んだらAppsは止まります。Appsは想像以上に大きなプロダクトになったので、常にサービスの安定稼働を考えておく必要があります。 その一つの方法として、多くの優秀で価値観の合うエンジニアさんと繋がり、本当にピンチのときにすぐに相談できる人を見つけておくことが最優先でやるべきことだと考えました。 しかし、エンジニアさんからすると、技術的な情報交換なども一切できない、別にAIに詳しいわけでも僕と繋がるメリットは皆無。 「なにかエンジニアの人たちに提供できることはないだろうか」 と考えたとき、自分の経験、非エンジニアではありますが、個人開発者としてSaaSプロダクトをメシが食えるぐらいまで大きくした話や、今後どうやって個人開発者として生き残るつもりなのか、という自分なりの考えを発信することで興味を持ってもらえる可能性があるのではと考えました。 そしてこの「SaaS飯」というアカウントができたという経緯です。 由来は「SaaSで飯を食ってるから」です。単純です。 ■現在行っている新しい挑戦について ①Don’t Work! Clubの運営 前述の『Don’t Work!』を実践する場所として、登山や釣り、ランチ会などリアルイベントを楽しむコミュニティの運営を始めました。現在30名ぐらいです。 ②オフィスを借りて新規事業立ち上げ 大阪に25坪のオフィスを借りました。Appsを開発運営していく上では全く必要ないですが、AI時代は人が集まる場所を作る場所を作り、交わることで価値が生まれると考えているので、投資してみました。打ち合わせスペースとしてだけではなく、Don’t Work! Clubの勉強会や作業会など、様々なイベントを通して新規事業を生み出したいです。 ③スマホアプリ開発 Don’t Work! Clubの公認アプリという位置づけでスマホアプリの開発に挑戦。『没頭』をテーマにしたアプリで、既にコミュニティ内ではテスト的に使ってもらってます。フィードバックを元に改善し正式リリースを目指しています。 ④AI SaaS開発 x 地方ビジネス 個人開発者のAIプロダクトと地方にこそ需要があると考えており、地方の現地視察ツアーに月1ペースで行ってます。そこで拾った課題の種を元に新しいSaaSプロダクトを作るということを始めています。 ⑤SNSを伸ばす おかげ様でSaaS飯アカウントも2025年10月19に1万フォロワーを達成し、そのおかげでリアルイベントで「SaaS飯さんですか?」と聞かれたり、DMで経営者の方から「ファンです」とメッセージをいただくような唯一無二の体験をすることができました。ビジネスに役に立つということを肌で感じることができたので、モチベ高いです。次は2万フォロワー目指して頑張ります。 ■最後に 50億円達成ポストのときに「SaaS飯」という名前でX発信を開始し、前回の70億円達成のときにDon’t Work! Clubを作り、おかげさまでフォロワーは1万人を超え、多くのエンジニアの方々と繋がることができました。 前述のスマホアプリもAI SaaSもX発信がきっかけで繋がったエンジニアさんに依頼しています。 今後もDon’t Work!という価値観や個人開発に興味がある人、自作のプロダクトを一発当てたい人に向けて、自分の過去と未来の挑戦について発信し続けたいと思っています。 その発信の中で、どこか交われるところがあれば是非気軽にご連絡ください。ワクワクすること一緒にやっていきましょう。 個人開発者という生き方がこの世界に良い影響を与えることができますように。 やるしかねえ。Don’t Work!
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【80億円を超えました】 非エンジニア系個人開発者として1人の外注エンジニアと開発したSaaS『Apps』の累計流通総額が 80 億円 を突破しました。(2025年10月30日付) ■流通総額・導入件数の推移 ■収益について Appsは決済金額の2%をシステム利用料としていただく、という従量課金型のビジネスモデルのSaaSで、直近の取引額は添付のとおりです。 ■Appsについて プロダクトコンセプトは、 『ジェネリックSaaS』 固定費0円のITエンジニアを、自社に。 Appsは、デジタルコンテンツに特化した決済導入支援SaaSです。 オンラインで無形の商品を販売したい人が、 ①決済ページ(1回/定期/回数制限付きサブスク/プラン選択も可) ②登録ページ(メールアドレス登録/LINE登録/Discord登録) ③会員サイト(購入者限定ページ) ④アフィリエイト広告(紹介機能)導入 ❺JV・協業事業向け売上自動分配機能(2026年初頭リリース予定) などを簡単に導入し様々な業務を自動化できるオンライン決済に特化したクラウドツールで、全て無料で始められるのが特徴です。 ■主な用途 [コンサルティング・コーチング] [オンラインスクール・講座運営] [コミュニティ運営] [デジタル商品販売] [イベント予約受付] [会費決済] [寄付受付] ■なぜ組織を拡大せずに個人開発者のままなのか 個人開発者でい続けるほうが幸せな人生が送れると確信しているからです。 生成AIが進化する世界では、 生成AIにすべてを奪われることなく、 AIを活用し、 人として生産活動を楽しむ余白を残し、 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ。 その先に幸せな人生があると思ってます。ある意味でその思想で作った最初の作品が『Apps』というプロダクトです。 後述しますが、この価値観を一言で表現したものが『Don’t Work!(働くな、没頭しろ)』であり、この価値観を発信活動を通じて広めていきたいと思っています。 ■Appsはどうやってゼロイチを突破したのか Appsは流通額80億円を超えようやく1人エンジニア体制から2人エンジニア体制になりました。(11月から。とはいえサブの人は本当に簡単な修正だけを依頼している状態) どのようにしてAppsは1人エンジニアの2人チームの体制でここまで大きくなれたのか、簡単にまとめます。 1. 開発のきっかけ ・友人の税理士から「クレカ決済を導入したい」と相談される ・自作のWebサービスを作るのが元々好きだったので、作れるエンジニアを探す ・「StripeとAPI連携して決済ページを作れる」というITリテラシーが高い人からすると介在価値があまりないSaaSを開発する ・ちなみにまだ開発してくれた外注エンジニアの顔を見たことがない ・開発費は全額負担 ・税理士の友人からはお金はもらわず無料で提供 ・半ば趣味のような感覚 2. 最初の利用者たち ・元々の知り合いやクライアント数人に無料で使ってもらう ・プロダクトのアピールポイントは「Stripe billingを使わなくてもサブスク決済が導入できますよ」(当時Stripeでサブスク決済をするためには手数料が0.5%余分にかかっていた ・しかし、利用者からはそこにはあまり触れられず「Stripe導入したかったけど管理画面がよくわからなかってん」と感謝される ・もしかして管理画面のわかりやすさがAppsの強み? 3. テストマーケティング ・もしかしてこれ売れるのかも? ・ココナラでテスト販売。(1万円買い切り) ・月数件売れるぐらいに需要があることがわかる。 ・買ってくれた人から「これTwitterで販売したらめっちゃくちゃ売れると思いますよ」と言われる ・有料化を考え始める 4. プライシング ・最初はサブスクモデルで販売するつもりだった ・Xで知り合ったマーケティングのプロとZoom飲みしながらアドバイスをもらう ・「サブスクは絶対ダメです。このビジネスは従量課金のほうが絶対いい。決済金額の2%」 ・システム利用料として決済金額の2%いただくビジネスモデルがここで誕生する 5. ターニングポイント ・Xの大手社会人コミュニティのサブスク決済に採用される ・紹介プログラムもこの時期に実装され、口コミで勝手に利用者が増えるようになる ・有料化から9ヶ月で決済総額1億円達成 ・集客は利用者の口コミや紹介に任せて、利用者からの機能要望を開発に集中。 ・現在に至る。 ■Appsを開発・運営する上で心がけていること ①利用者最優先主義 →要はマーケットイン(顧客起点)の徹底です。言い換えると、自分の作りたいものは作らないということを徹底しています。例えばWeb3や生成AIなど、そりゃ僕だって作ってみたい。でも、利用者から要望がこない限りApps内では作らないと決めています。 Appsの利用者の皆さんが僕の10代の頃からの夢「自作プロダクトで飯を食う」を叶えてくれました。その感謝を忘れず、Appsの利用者の皆さんからの要望を形にすることだけが自分の介在価値であることを一生自覚し続けます。 ②守りの開発 決済プロダクトは大きな障害を出したらゲームオーバーです。個人開発プロダクトとしてはかなり難易度が高いジャンル。ましては僕は非エンジニアです。何かあったら必ずエンジニアの力を借りなくては何もできません。利用者の方の決済という責任重大なところを任せされている個人開発者として、優先するのは必ずセキュリティーや保守運用関連の開発です。大きく売上を伸ばせる機能を実装する前にまずは足元に開発投資するという意識を徹底しています。 ■思想・価値観 Don’t Work! 働くな、没頭しろ。 働く感覚を忘れて没頭できる”こと”でお金を稼ぐ先に幸せな人生があると思ってます。 ■なぜSNSで発信しているのか エンジニアの方々と繋がりたいからです。 Apps最大の負け筋は「今作ってくれている外注エンジニアがいなくなること」です。このことはAppsのエンジニアとも定期的に話し合っています。 僕が死んでもAppsは止まりませんが、エンジニアが死んだらAppsは止まります。Appsは想像以上に大きなプロダクトになったので、常にサービスの安定稼働を考えておく必要があります。 その一つの方法として、多くの優秀で価値観の合うエンジニアさんと繋がり、本当にピンチのときにすぐに相談できる人を見つけておくことが最優先でやるべきことだと考えました。 しかし、エンジニアさんからすると、技術的な情報交換なども一切できない、別にAIに詳しいわけでも僕と繋がるメリットは皆無。 「なにかエンジニアの人たちに提供できることはないだろうか」 と考えたとき、自分の経験、非エンジニアではありますが、個人開発者としてSaaSプロダクトをメシが食えるぐらいまで大きくした話や、今後どうやって個人開発者として生き残るつもりなのか、という自分なりの考えを発信することで興味を持ってもらえる可能性があるのではと考えました。 そしてこの「SaaS飯」というアカウントができたという経緯です。 由来は「SaaSで飯を食ってるから」です。単純です。 ■現在行っている新しい挑戦について ①Don’t Work! Clubの運営 前述の『Don’t Work!』を実践する場所として、登山や釣り、ランチ会などリアルイベントを楽しむコミュニティの運営を始めました。現在30名ぐらいです。 ②オフィスを借りて新規事業立ち上げ 大阪に25坪のオフィスを借りました。Appsを開発運営していく上では全く必要ないですが、AI時代は人が集まる場所を作る場所を作り、交わることで価値が生まれると考えているので、投資してみました。打ち合わせスペースとしてだけではなく、Don’t Work! Clubの勉強会や作業会など、様々なイベントを通して新規事業を生み出したいです。 ③スマホアプリ開発 Don’t Work! Clubの公認アプリという位置づけでスマホアプリの開発に挑戦。『没頭』をテーマにしたアプリで、既にコミュニティ内ではテスト的に使ってもらってます。フィードバックを元に改善し正式リリースを目指しています。 ④AI SaaS開発 x 地方ビジネス 個人開発者のAIプロダクトと地方にこそ需要があると考えており、地方の現地視察ツアーに月1ペースで行ってます。そこで拾った課題の種を元に新しいSaaSプロダクトを作るということを始めています。 ⑤SNSを伸ばす おかげ様でSaaS飯アカウントも2025年10月19に1万フォロワーを達成し、そのおかげでリアルイベントで「SaaS飯さんですか?」と聞かれたり、DMで経営者の方から「ファンです」とメッセージをいただくような唯一無二の体験をすることができました。ビジネスに役に立つということを肌で感じることができたので、モチベ高いです。次は2万フォロワー目指して頑張ります。 ■最後に 50億円達成ポストのときに「SaaS飯」という名前でX発信を開始し、前回の70億円達成のときにDon’t Work! Clubを作り、おかげさまでフォロワーは1万人を超え、多くのエンジニアの方々と繋がることができました。 前述のスマホアプリもAI SaaSもX発信がきっかけで繋がったエンジニアさんに依頼しています。 今後もDon’t Work!という価値観や個人開発に興味がある人、自作のプロダクトを一発当てたい人に向けて、自分の過去と未来の挑戦について発信し続けたいと思っています。 その発信の中で、どこか交われるところがあれば是非気軽にご連絡ください。ワクワクすること一緒にやっていきましょう。 個人開発者という生き方がこの世界に良い影響を与えることができますように。 やるしかねえ。Don’t Work!
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